習慣少年ダイアリー

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ベイビー・ワールドエンド について

好きなマンガをオススメするブログです。
10作目はこちら、

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[ベイビー・ワールドエンド]です。

恋する女の子・ゆー子ちゃんの友達はいつも飼い犬のポチだけでした。ゆー子ちゃんはポチが大好きで、ポチもゆー子ちゃんが“大好き”でした。

「僕が人間だったなら」ポチはいつも想っていました。

星が満天の夏祭りの日、ゆー子ちゃんは好きな男の子に誘われ、恋心を弾ませながら楽しみますが、その男の子は悪い先輩との付き合いがありゆー子ちゃんは騙されて乱暴されそうになります。
ポチはゆー子ちゃんを守る為果敢に戦いますが、負けて瀕死の状態になってしまいます。
好きな男の子に騙され、ポチが酷い姿になり、ゆー子ちゃんは綺麗な星空に願います。

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ゆー子ちゃんから無数の雷が世界に落とされ、その日世界は終わりました。
崩れゆく世界を見ながら、再度ポチは願います。

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この物語は、世界を終わらせた“星の女王”ゆー子ちゃんと、人間になったポチの終末に奏でられるラブソング。
荒廃した街と星空を舞台にしたどこか綺麗な砕けた世界でギターを背負い歩くポチはとても健気だ。

この作品のテーマソングとして、終始歌われるTHE BLUE HEARTSの『リンダリンダ』を知っているとより楽しめるでしょう。
一人の女の子に捧げられる純粋で真っ直ぐなラブソング。

ちなみにこのマンガで“世界の終わり”を描く堀内厚徳先生は、後にバンドの 『SEKAI NO OWARI』もマンガにしてます。
ぜひともお読み下さい。