習慣少年ダイアリー

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なんで生きてるかわからない人和泉澄25歳 について

お久しぶりです。好きなマンガを紹介するブログです。
21作目はこちら、

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[なんで生きてるかわからない人和泉澄25歳]です。

25歳ゲーセンでバイト中、フリーターで夢も友人も生きる意味もなく自己嫌悪と罪悪感にさいなまれ、毎日が鉛のように重く気怠くただ生きている、寂しい日記のような物語。

このマンガのすごい所は、“自分がダメだとわかっているけど、それを変えられない自分がもっと嫌い”な描写が胸が詰まってしまうくらい上手く描かれている所です。

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「電話が怖い」「他人に行動権を握られたくない」「『自分はダメだ』という事を考えてもしょうがない事はわかりきっている」「友達ランクを気にしてしまう」「年齢を必要以上に気にしてしまう」

余裕なんか得られず自分の事だけしか考えられず、良くしてくれた人に対しても申し訳なさしか感じず、他人の言葉を真正面から受け止めるのが苦手な


そんなあなたの心に寄り添うマンガです。


Twitterでこちらの作品が公開された際、1.9万のリツイート、3.8万のいいねが押されました。

少なくとも3.8万人の“和泉澄”が共感したということです。
寂しくタイムリミットだけが近付くような毎日の中に、辛い朝を待つだけの夜に、
「ひとりじゃない」事を感じてほしい作品です。ぜひ読んでみて下さい。