習慣少年ダイアリー

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メイドインアビス について

好きなマンガを紹介していくブログです。
20作目はこちら、

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[メイドインアビス]です。
島に空いた謎の大穴“アビス”を探検する“探窟家”を母に持つヒロインのリコと、アビスから来たロボット・レグを描く秘境アドベンチャー
アニメ化・映画化もしており、自国だけでなく韓国や様々な国で人気を誇っております。

このマンガのすごい所は、可愛い絵柄で“えぐい”所を描くのが上手い所です。

大穴“アビス”に潜った母・ライザからの手紙がある日届きます。『穴の底で待つ』
母の行方を探す為、リコはアビスへと潜りますが、実はアビスから帰って来れる人は数少ない。
何故なら、深く潜れば潜るほど地表に帰る際、アビスの“呪い”を受けるからです。
身体に、精神に、そして生命に。
リコは、アビスへ潜れば自分が必ず死ぬ事を覚悟し母の元へ向かいます。この冒険は、母に会えても帰り道の無い旅なのです。

まだ幼いリコは、パートナーであるレグ以外に頼りもいない状況でアビスの未知なる生き物、危険に脅かされながら母の元を目指します。

また、アビスの呪いを受け、身体が異形化してしまった“成れ果て”の実験をする探窟家・ボンドルド。
ボンボルドは子供達や自分の娘を簡単に実験動物として利用し、アビスの呪いで人体実験をします。
リコとレグは冒険の途中、ボンドルドの実験の被害者であるナナチとミーティと出会い、不死の身体でコミュニケーションも取れなくなってしまったミーティを「殺してくれ」と頼まれます。
救う方法は「殺す」しかないのか?極限の中、選択を迫られます。

血しぶきだとか臓物ではない、胸の内にぐっと重たいものがくる“えげつなさ”を、
底にある希望と好奇心とロマンと共に存分に描く。
そう、アビスには危険だけじゃなく、未知のテクノロジーが詰まった宝物“遺物”など魅力もたくさんあるのです。
『母の元へと』ゴールへ向かって突き進む物語というのもわかりやすくてとても良いです。

ぜひとも読んでみて下さい。