コンプレックス・エイジ について
好きなマンガを紹介するブログです。
13作目はこちら、
[コンプレックス・エイジ]です。
26歳の派遣社員・片浦渚にとって、“コスプレ”は趣味以上の人生の全てになっていた。
実在するような衣装を自分で仕立て上げ、実在以上の存在感をキャラと共に自分に宿す。
しかし、自分以上に“2次元の近く”にいるコスプレイヤーの出現、身長、他人に話せない秘密、職場の人間関係、そして年齢への悩み。
好きだからこそ中途半端を許せない、趣味に葛藤する物語。
「好きは呪いだ」
僕はこのセリフがこのマンガの全てを表していると思います。
コスプレだけじゃなく、好きなものに対しての憧れ、潔癖、求める完璧さは誰しもがそれぞれのハードルがあって、そのハードルが高い人程、好きであれば好きであるほど苦しみもあると思います。
全6巻ながら、打ち込み懸けた人生の全てと共に生きる苦しみも楽しみも詰まっているマンガです。
ぜひ読んでみて下さい。